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11/02/2021
Endress+Hauserのオープンインテグレーションパートナープログラムにロトルクが参加
ロトルクは、自社がEndress+Hauser社のオープンインテグレーションパートナープログラムに参加したことを喜んでご報告いたします。Endress+Hauser社は、工業プロセスの測定及び自動化のためのプロセス計器や試験用計器、製品、ソリューションを提供する世界的企業です。同社のオープンインテグレーションプログラムには、ロトルクを含めた13社が参加・協力して、効果的に製品を補完し合っています。本プログラムの参加企業は全て、制御技術、フィールドバスインフラ、測定技術または駆動技術のサプライヤーです。 このようなロトルクの新たな取り組みによって、マルチベンダーソリューションの一元化の問題を解決し、通信プロトコルの整合性を向上させます。これらのような共通のオープン基準を用いることは、メーカー同士の協力により、製品やサービスが容易に併用できるようになることを意味しています。
18/02/2021
スペインの化学処理プラントにロトルクの制御ネットワークソリューションが提供される
ロトルクは、カディス(スペイン)にあるQuimica Puente Mayorga化学処理プラントに設置するためのインテリジェント電動アクチュエータ(ロトルク独自の制御ネットワークであるパックスキャンに対応)150台の注文を承りました。 このプラントは、スペインの多国籍石油&ガス会社でありヨーロッパ中で事業を展開するCEPSA社が所有しています。同社は、直鎖アルキルベンゼンの世界最大メーカーの一角であり、パラフィン、スルフォン酸、重質アルキレートから直鎖アルキルベンゼンを生産しています。 IQインテリジェント電動アクチュエータの一部は既に設置されており、残りは数か月後に設置される予定です。IQはゲート弁に設置され、未処理の流体の流量制御を行ったり、緊急遮断(ESD)を行っています。緊急時には、このアクチュエータが給水ポンプや排水ポンプに流体を放出し、遮断します。
12/03/2021
ニュージーランドの水処理プラントにて、ロトルクが電動駆動技術を提供
ニュージーランドの複数の水処理プラントに設置することを目的として、IQ及びIQTアクチュエータの注文を受けました。ニュージーランドの北島にあるマタマタ(映画「ロード・オブ・ザ。リング」でホビット達が住んでいた村の撮影地)ピアコ地区協議会は、複数の現場でバージョンアップを行い、空気式アクチュエータを電動アクチュエータに交換することを選択されました。 既存の空気式アクチュエータをロトルクのIQアクチュエータに交換することで、モリンズビル、マタマタ、テ・アロハにある3件の大型水処理場と、Te Poi、ヒヌエラ、Te Hunaにある小規模水処理場のフロー制御が向上します。なお、ロトルクでは、必要に応じて、同アクチュエータにステンレス鋼製の台座を取り付けております。
16/06/2021
ノルウェーの画期的な油田にロトルクがアクチュエータを提供
ロトルクが唯一、ノルウェーの大陸棚(Johan Sverdrup油田)での最大規模の海上開発プロジェクトにインテリジェント電動アクチュエータを提供することとなりました。エネルギー会社であるEquinor社から、北海のJohan Sverdrup油田(Stavanger沿岸から約150mの距離に位置しています)向けに、700台を超えるIQアクチュエータ(マルチターン及びパートターン)の発注がありました。 Johan Sverdrup油田は北海の巨人として知られており、石油21~31億バレルに相当する資源が見込まれており、今後50年間、ノルウェー国内で最も重要なプロジェクトに位置付けられています。Johan Sverdrup油田は、ピーク時で、ノルウェー国内の石油全体の25%を生成することになります。2021年中盤までには、Johan Sverdrup油田の1日当たりの生成量が535,000バレルに達するものと予想されています。
18/06/2021
ロトルクが世界風力会議(GWEC)の一員となる
ロトルクは、現在、世界風力会議(Grobal Wind Energy Council:GWEC)に参加しています。当社は、このような世界有数の風力協会に所属することで、より多くの環境プロジェクト及び持続可能なエネルギープロジェクトに携わりたいと考えております。 当社の水道&発電部門の取締役であるKiet Huynhは次のように述べております。 ロトルクはGWECに参加し、お客様との連携を密にして、引き続き、イノベーションや、環境及び持続可能なプロジェクトのサポートに注力できることを嬉しく思います。ロトルクは、市場知識、イノベーション開発、更には業界のベストプラクティスを共有し、グリーンエネルギー開発を支援・強化するため、GWECと協力して、メンバーと連携を取りたいと考えています。
10/08/2021
ロトルクがポーツマス海軍基地のBAEシステムのアップグレードを支援
ロトルクはBAEシステムズ社の協力の下、ポーツマス海軍基地(HMNB Portsmouth)のAレンジアクチュエータ一式をIQ3アクチュエータに更新しました。 ポーツマス海軍基地は、王室海軍が運営する3基地のうちの1つであり、同軍の水上艦の約2/3がこの基地に配備されています。ポーツマス海軍基地は戦略的物流の拠点であり、水上艦の保守・修理・更新といった必要な作業を常時行えるように、設備の補助を行っています。ポーツマス海軍基地のドックでは、上記作業を安全に実施することが可能です。電動アクチュエータがペンストックを操作しており、このペンストックが海上から臨時ロック、そして乾ドックまでの船舶の移動を可能にしています。
08/10/2021
ロトルクのフルードパワー及び電動アクチュエータがスペインのコークス炉プラントに設置される
100台を超えるIQ3、IQT3、GT、LP、CP、GP(IQ3、IQT3:電動アクチュエータ、GT、LP、CP、GP:空気式アクチュエータ)が、ヒホン(ストゥリア州北部の最大都市)に所在地を置くアルセロール・ミッテル社のコークス炉プラントに設置されました。なお、このコークス炉プラントは、スペインで唯一の、鋼から鉄鉱石を生成するプラントです。
14/10/2021
ロトルクのK-TORKアクチュエータがテキサスの水処理プラントを効率化
ロトルクは、米国テキサス州の水処理プラントから、限外ろ過システム用のK-TORKロータリーベーンアクチュエータ数百台の注文を承りました。 サン・フェリペ・スプリングズ水処理プラントとは、テキサス州のデル・リオ市に拠点を置くプラントであり、近隣の東西サン・フェリペ・スプリングズを水源として、限外濾過システムを用いた水処理を行っています。なお、中央には、1日1820億ガロンの流体が流入しています。処理後の水はデル・リオ市民及び近隣のLaughlin空軍基地に供給されます。主な利用先は、水から不要な分子を取り除く限外濾過というプロセスであり、固形物や汚染物除去用の薄いメンブレンを通過した処理水(飲用水)は、このようなメンブレンシステムによって、供給されます。
28/10/2021
ロトルクがマレーシアの鉄道ネットワークインフラ強化プロジェクトにフェイルセーフアクチュエータを提供
マレーシアの鉄道ネットワークインフラ強化プロジェクト(現在進行中)において、50台を超えるロトルク電油式アクチュエータRECが設置されました。 Klang Valley Integrated Transit Systemは、クランバレー(Klang Valley)からグレータークアラルンプール(Greater Kuala Lumpur)までの地域に鉄道サービスを提供しています。首都圏には、2本の通勤鉄道線、5本の地下鉄線、1本のバス線、そしてクアラルンプール国際空港とスルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港とを結ぶ2本の空港線があります。クランバレー大規模高速輸送(Klang Valley Mass Rapid Transit)プロジェクトでは、更に3本の地下鉄線を新設し、このネットワークに組み込む予定です。
12/11/2021
ロトルクアクチュエータがスウェーデンの環境配慮型電池の工場をサポート
Northvolt社(スウェーデンの革新的電池メーカー)から、空気式アクチュエータやデジタルスマートポジショナ等のロトルク製品の注文を受けました。同社は電動車両用のリチウムイオン電池を専門に生産しており、スウェーデン北部にある Luleå University of Technology での電池新技術プログラムに協賛しています。Northvolt社は、「世界で最も環境に優しい電池」の生産に取り組んでおり、ロトルク製品がこの開発において重要な役割を果たすというのです。
25/11/2021
ロトルクが電動インテリジェントアクチュエータを設置し、ベルギーのガス輸送事業者の温室効果ガス排出量の削減を支援
ベルギー国内の複数のガス減圧ステーションにロトルクの90°回転用インテリジェントアクチュエータを取り付けたことにより、不要な温室効果ガスを排出することなく、信頼性の高いフロー制御が可能となりました。 ロトルクには、Fluxys Belgium社と歩んできた長い歴史があります。Fluxys Belgium社は、ベルギーで、4000kmのパイプライン、液化天然ガス(LNG)ターミナル、地下貯蔵施設を運用しています。Fluxys Belgium社から受注したIQTアクチュエータは、ベルギー中の無人ガス減圧ステーション(ここでは、天然ガスが低圧稼働のネットワークを通過できるように、あるいは最終消費者の設備まで輸送できるように、天然ガスの減圧を行っています)のボイラーに設置されたバタフライ弁を操作しています。このような減圧作業により天然ガスが冷却されるため、天然ガスをボイラーで予め加熱し、下流の温度を一定の範囲内に保つ必要があります。
23/12/2021
ロトルクのYT-3400バルブポジショナの改良により、ハードウェアと診断機能が強化
ロトルクは、スマートポジショナレンジの改良を行い、診断・操作機能を向上させました。バルブ用ポジショナは、制御信号に基づいてアクチュエータの位置を調節し、各プロセスのパラメータ(流量、圧力、温度など)を満たしています。このように、ロトルクのスマートポジショナはバルブアクチュエータの位置を正確に制御しますので、プロセス制御アプリケーションに最適です。高度な診断機能を追加することで、これらポジショナは、詳細な診断が要求されるオンオフ弁のアプリケーションに非常に有用性の高い資産となります。 防爆型スマート空気式ポジショナのシリーズを拡張・強化するため、YT-3400スマートポジショナのハードウェア及びソフトウェアは、あらゆる工夫を凝らして開発されています。様々な地域の認証に対応できるように、YT-3400には、2種類のハウジングオプション(アルミ、ステンレス鋼)を用意しておりますので、非常に万能であり、且つ幅広い用途に最適です。
10/01/2022
新CEOを任命
グローバルにフロー制御・計装ビジネスを展開する企業グループであるロトルクplc(ロトルク)は、Kiet Huynhを最高経営責任者(CEO)に任命することを発表致しました。Kietは、現在、同グループの水道&発電、化学処理産業(CPI)部門の取締役を務めています。同氏はロトルクの取締役会に参加しているため、CEOとして、即戦力を発揮するでしょう。 2021年8月、同社は、Kevin Hostetlerが取締役会に米国に帰国する予定であることを通知した旨、発表致しました。Kevinは、本日限りで取締役会及びCEOから退きましたが、円滑な引継ぎをサポートするための人員として在籍しております。
15/01/2022
IQ3 SETアクチュエータのリリースにより、60年前の旧型製品にも対応
IQ3 SETのリリースによって、1960年代の旧型製品と互換性を持つようになり、ライフタイムマネジメント(ロトルクが提供する革新的なサービス&保守プログラム)が更に充実したものとなりました。ライフタイムマネジメントは、老朽化した資産に係るリスクの管理に役立ちます。このプログラムでは、保守オプション、バージョンアップサービス、計画遮断のサポート、ライフサイクルサービスを細かく指定することが可能です。 IQ3 SETにより、ノンインテグラルスタータ(シンクロセット)を内蔵した現場の旧型アクチュエータに対応するようになります。このようなシンクロセットアクチュエータに対する後方互換性は、お客様との協働により、お客様資産のライフサイクル全体を理解する、というお約束の一部なのです。IQ3 SETの機能により、プラントのインフラに影響を与えることなく、陳腐化管理やフューチャープルーフが容易になります。このアクチュエータは旧型製品(Aレンジアクチュエータまで)と最新駆動技術に対する投資との架け橋であり、既存の配線や制御システムに対応していますので、新規の配線やそれに係る費用は発生致しません。また、バージョンアップ中も、最低限の中断しか発生致しません。
21/01/2022
Huge hydro-electric power plant, creating clean and renewable energy, supported by Rotork actuators
ロトルクは、国連のSDGsの第7目標「Affordable and clean energy(エネルギーをみんなに、そしてクリーンに)」及び、自社の企業理念「keeping the world flowing for future generations(次世代のために、世界にフロー制御を提供し続ける)」を支持しています。 ロトルクが、中国にある大規模水力発電所に電動アクチュエータを提供することとなりました。この巨大なBaihetan水力発電所は、Jinsha川(長江の上流部分)のダム群のカスケードの一部です。この水力発電所は、Jinsha川の下流域にある水力発電所カスケードの2番目にあたり、上方はWudongde水力発電所に、下方はXiluodu水力発電所に繋がっています。 Baihetan水力発電所は、China Three Gorges Corporation ( CTG: 中国长江三峡集团公司) の投資によって、2014年に建設を開始した発電所であり、2021年6月にユニットの一部の運転を開始しました。なお、2022年6月には全ユニットの運転を開始する予定です。
04/02/2022
ロトルクが水資源回復施設の流量を制御
米国ミシガン州のイーストランシングにある水資源回復施設(WRRF)で、ロトルクの90度回転用アクチュエータIQTが使用されることとなりました。稼動中の同プラントは汚泥(または3次)濾過プラントであり、1日あたり約1875万ガロンの水処理が可能、かつ、ミシガン州立大学(イーストランシング市)とメリディアン郡区の下水を処理しています。 合わせて100台以上にも及ぶIQ3及びIQT3レンジ90度回転用電動アクチュエータ(IQ18、IQ25、IQT125、500、1000、2000等)の注文を受けました。これらアクチュエータは、フロー制御弁、水門、ボール弁(調整弁)、バタフライ弁(AWWA認証)、偏芯プラグ弁の操作等、多くの重要な役割を担っており、90度回転用ウォーム減速機IW Mk2と組み合わせて設置されています。
25/02/2022
ロトルクアクチュエータが、大型の北京大興国際空港で非常に重要なフロー制御を提供
北京で2つ目の国際空港である北京大興国際空港に、130台を超えるロトルクアクチュエータを設置しました。このような大規模な設置は、China Aviation Oil社と既に協力関係を築いていたために、実現したものであり、同アクチュエータは、北京首都国際空港と北京大興国際空港でジェット燃料の供給量を制御しています。北京首都国際空港では、1999年からロトルクのIQアクチュエータを使用しています。 北京大興国際空港は、世界最大空港の座を競い合っている空港であり、同空港には現在、4つの滑走路と、700,000m²にも及ぶターミナルビルがあります。ロトルクアクチュエータは、タンクファームのリリーフ弁を制御するなど、同空港で複数の役割を担っています。これらアクチュエータは、圧力が蓄積されて危険な状況が発生した場合に、バルブを開いて圧力を逃します。ポンプ室、オイルタンク、オイルステーション、そして着陸場の地上井戸にはIQ3とIQT3の両方が使用されており。これらアクチュエータがゲート弁、ボール弁、プラグ弁、バタフライ弁等の様々なバルブを操作しています。また、オイルタンク及びオイルステーションでは、電源断時のフェイルセーフ機能を備えた電油式リニアアクチュエータを使用しています。
24/03/2022
Wessex Water社の多額のバージョンアッププロジェクトにロトルクがフロー制御ソリューションを提供
国連のSDGsの第6目標「Clean Water and Sanitation(安全な水とトイレをみんなに)」と当社企業理念「Keeping the world flowing for future generations(次世代のために、世界中にフロー制御を提供する」をサポートしています。 Durleigh下水処理センターの建替えプロジェクト(5000万ポンドのプロジェクト)を支援するため、Wessex Water社からインテリジェント電動アクチュエータの注文を受けました(※なお、Durleigh下水処理センターでは、4万人の英国人に飲料水を提供しています)。今回のアクチュエータの提供は、ロトルクとWessex Water社との枠組契約の一環です。 サマセットにあるDurleigh下水処理センターは、Wessex Water社が所有する地表水処理施設の中で2番目に大きい施設です。同下水処理センターでは、Durleigh貯水池,ブリッジウォータ・トーントン運河から汲み上げた原水を処理していますが。近年では、同現場の状態が悪化しています。このため、処理プロセスと生成される水の品質を改善するための改装プロジェクトが打ち出されました。
07/04/2022
電動インテリジェントアクチュエータが韓国の石油化学プラントにフロー制御を提供
韓国Daesanにある新設の石油化学プラントに、100台を超えるIQマルチターン及びパートターン電動インテリジェントアクチュエータが設置されました。IQアクチュエータは、エチレン、ポリエチレン、プロピレンを生成する同プラントにて、フロー制御を提供します。 本プロジェクトはHyundai Oilbank社とLotte Chemical社との共同プロジェクトであり、韓国の首都ソウルから50マイルのところに設立されています。この新設プラントでは、年間で750,000トンのエチレン、750,000トンのポリエチレン、400,000トンのプロピレンを生成する見込みです。これらの化学物質は、プラスチックや合成ゴムの製造に使用され、プラスチックや合成ゴムは自動車部品や、その他工業製品(梱包材、パイプなど)の製造に使用されます。IQアクチュエータは、プラント内のクラッキングユニットに取り付けられ、生産過程の中心的原材料であるオイルの流量を制御しています。なお、同アクチュエータは、ボール弁、ゲート弁、グローブ弁、バタフライ弁を操作しています。
21/04/2022
旧式アクチュエータのレトロフィットにより、インドの国際空港に非常に重要な性能データを提供することが可能に
ロトルクの電動インテリジェントアクチュエータを設置したことにより、インドの主要空港の航空燃料ステーションの機能性が向上しました。お客様は、バージョンアップにより、高精度・高信頼性は勿論、保守計画の事前作成に有用なデータを収集することが可能となるため、最新の高度駆動技術にバージョンアップすることを希望されていました。 コルカタにある同空港は、ネータージー・スバース・チャンドラ・ボース国際空港(NSCBIA)として知られています。同空港はインド全土で5番目に混雑が激しい空港であり、年間約900万人が利用しています。同空港は、2013年に新ターミナルが増設され、拡張しました。航空燃料は、近隣のHaldia Refinery(製油所)からタンカーを利用して調達しています。同空港の航空燃料ステーションへの設置を目的として、30台を超えるIQ電動インテリジェントアクチュエータの注文を受けました。これらのIQアクチュエータは、既存のKレンジアクチュエータ(ゲート弁の操作用)の代わりに設置するものであり、そのうちの約半数は燃料ステーションの貯蔵タンクに設置されています。