ロトルクが水資源回復施設の流量を制御

04/02/2022


ロトルクが水資源回復施設の流量を制御

米国ミシガン州のイーストランシングにある水資源回復施設(WRRF)で、ロトルクの90度回転用アクチュエータIQTが使用されることとなりました。稼動中の同プラントは汚泥(または3次)濾過プラントであり、1日あたり約1875万ガロンの水処理が可能、かつ、ミシガン州立大学(イーストランシング市)とメリディアン郡区の下水を処理しています。

合わせて100台以上にも及ぶIQ3及びIQT3レンジ90度回転用電動アクチュエータ(IQ18、IQ25、IQT125、500、1000、2000等)の注文を受けました。これらアクチュエータは、フロー制御弁、水門、ボール弁(調整弁)、バタフライ弁(AWWA認証)、偏芯プラグ弁の操作等、多くの重要な役割を担っており、90度回転用ウォーム減速機IW Mk2と組み合わせて設置されています。

IQレンジアクチュエータは、流量を正確に制御することが可能です。同アクチュエータは、単なる開/閉機能だけに留まらず、バルブや水門を正確な位置まで作動させ、そのプロセスにおける流量を完璧に制御します。さらに、このようなモジュレーティングに加えて、新規消化槽のプロセスでは、遮断も行っています。消化槽のプロセスでは、廃棄物を分解してバイオガスを生成し、アクチュエータは、必要時には確実に都市下水の流れを停止します。

現場にロトルクアクチュエータを設置したのは今回が初めてではありません。実稼動中のIQTはデバイスネット経由で繋がっており、2016年には約50台のIQ3とIQTも追加設置されていますので、ロトルクはイーストランシング水資源回復施設(WRRF)で強い存在感を示しています。加えて、代理店「Systems Specialties」の支援を受けて、今後さらに同施設での存在感を増すことが期待されています。

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