ロトルクのフルードパワー及び電動アクチュエータがスペインのコークス炉プラントに設置される
100台を超えるIQ3、IQT3、GT、LP、CP、GP(IQ3、IQT3:電動アクチュエータ、GT、LP、CP、GP:空気式アクチュエータ)が、ヒホン(ストゥリア州北部の最大都市)に所在地を置くアルセロール・ミッテル社のコークス炉プラントに設置されました。なお、このコークス炉プラントは、スペインで唯一の、鋼から鉄鉱石を生成するプラントです。
上記アクチュエータは、2基のコークス炉団(それぞれ45基の独立したコークス炉から成り、2基の溶鉱炉にコークスを供給しています)のコークス炉システム内のナイフゲート弁とバタフライ弁に設置されました。設置したアクチュエータは、冷却水、コークスガス、ストリッピング処理水、脱酸水 、H2S(硫化水素)またはNH3(アンモニア)ガス、原油タールシステム内の流体の流量制御を行っています。
コークス炉団の近代化工事は2017年から行われており、2020年初頭から稼動しています。
ロトルクのIQレンジインテリジェント電動アクチュエータは、オンオフ及び調整用に設計されています。IQ90°回転用電動アクチュエータ(標準仕様)は単相、3相、直流電源に対応しており、ダイレクトドライブの場合のトルクは 50~3,000 Nm (37~2,200 lbf.ft)です。
ロトルクでは多種多様な空気式アクチュエータ取り扱っており、GT(ラック&ピニオン式)、LP(リニア式)、CP(スコッチヨーク式)、GP(過酷な使用条件用スコッチヨーク)をご用意しています。殆どのロトルクアクチュエータは、過酷な環境での非常に重要な、高速フェイルセーフまたは緊急遮断に対応しています。
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