内部統制

ロトルク取締役会は、リスクマネジメント及び内部統制に関して、責任を担っています。取締役会では、監査委員会のサポートのもと、毎年、この態勢の有効性を再確認しています。

取締役会と監査委員会は、2023年中に、グループのリスクマネジメント及び内部統制態勢に関する問題を定期的に検討しました。実施・見直し報告書の詳細につきましては、監査委員会の報告箇所(年次報告書P121~125)に記載されています。

ロトルクグループの内部統制態勢の主な機能

取締役会の全員が、監査委員会によるグループのリスクマネジメント及び内部統制態勢の有効性評価の年次見直しを含んだ監査委員会の報告書と議事録を受け取ります。社外取締役の全員が監査委員会のメンバーであり、委員長と業務執行取締役が監査委員会の会議に出席します。

統制環境の重要要素とは、あらゆる種類のビジネスリスクに適切に対応することを可能にするものであり、以下がその重要要素です。

  • One Rotorkの定義付けの一環としてのロトルクの価値観と行動
  • 権限レベル及び責任分担など、グループ全体の方針・手順が支持する行動規範
  • 従業員研修(職務に関連する方針・手順について)
  • 重要リスク指標(KRI)等、事業業績の継続的な監視
  • ロトルクグループの戦略の見直しを含め、取締役会が責任を負うべき保留中の事項の正式な一覧表
  • 正式な内部通報制度(内部通報の社外窓口を盛り込んだもの、その結果は取締役会会議で毎回報告)
  • 財務報告と安全衛生手順の明確な管理及び確認プロセス