SDシリーズ手動切り替え対応減速機
SDシリーズは、鋳鉄製で丈夫なMシリーズの設計を基準に、新しい部品を用いて改良を行い、手動操作切り替え対応の減速機となりました。そのため、アクチュエータ(空気式又は油圧式)とバルブ間の取り付けが容易になりました。
金属のむき出し面には耐食処理を施しており、また、塗装仕上げや、適切な密閉システムを駆使してIP67の防塵・防浸水性と抜群の耐久性を実現しました。
全モデルで、一体型の入力ウォームシャフトを組み合わせた高性能のアキシャルニードルローラーベアリングを使用しており、機械倍力(メカニカルアドバンテージ)とユニットの全体の効率を最大限まで高めています。
ギア・アクチュエータ間にトルクプラグのようなアクセサリを使用したり、マウンティングブラケットでバルブを遮断したり、また、別の機械材料から製造するなど、SDシリーズには様々な工夫が凝らされており、様々な用途や状況でご使用頂けます。
製品の特徴:
- IP67の防塵・防浸水性
- メンテナンス無しで長期使用が可能
- セルフロック/高効率
- 高い機械倍力
- 鋳鉄製の本体
- 交換可能な出力側ドライブブッシング
- 回転角は90度±5度(調節可能)
- 出力トルクは最大50.00 Nm
- フランジサイズは5種類
- グリース充填度50%で長寿命
- 動作温度は-20度~+80度で、連続運転可能
- カバーやベースフランジのサイズが豊富