IQ3M Pro - マルチターンモジュレーティング
ロトルクIQ3M ProアクチュエータはIQ3Pro3相電動アクチュエータのモジュレーティングモデルであり、電気機械式接触器の代わりにソリッドステート可逆スタータを内蔵しています。本アクチュエータは、高速制御のための高速応答遠隔制御回路を特徴としています。また、本アクチュエータのソリッドステートスタータによって、電子モータの「ブレーキ」機能が加わり、位置制御が最適化されています。
IQ3M Proは毎時1200回までの始動(S4/Class C)に適しています。ダイレクトドライブでのシーティングトルク出力は11～542 Nm (7～400 lbf.ft)です。また、2段減速機を取り付けた場合の出力シーティングトルクは最大3,600 Nm (2,655 lbf.ft) 、90°回転用の場合は最大77,000 Nm (56,790 lbf.ft)です。
詳細は、IQ3 Proレンジ資料ページをご覧下さい。
10/09/2024
産業用イーサネットを用いたデータ収集の強化
強化されたデータコネクティビティと解析機能により産業オートメーションの先頭に立つ ロトルクがEtherNet/IP、Modbus TCP及びPROFINETプロトコルに対応する完全統合型イーサネットアクチュエータを発表できることを大変嬉しく思っております。 この革新的技術は、産業オートメーションの劇的な前進を意味しており、これまでにないデータコネクティビティ、速度、運転効率を提供するものです。 ロトルクの統合型イーサーネットソリューションの発表に伴い、データゲートウェイが不要になり、ロトルクのインテリジェントIQ3Proアクチュエータへの直接且つ効率的な接続が可能になりました。これによって複雑さが軽減され、データ抽出量及び速度が向上し、最高データ転送速度は100Mbpsまで上昇しました。
03/08/2023
デジタル未来と繋がる
IQ3レンジは、業界で最も堅牢且つインテリジェントなアクチュエータの一角として知られており、ロトルクは、モバイルアプリに完全対応した新型IQ3Proの発売を楽しみにしております。この進化によって、電動アクチュエータのデジタル化やフューチャープルーフ(未来型設計)を促進する新機能の継続開発が可能となります。 ロトルクアプリはIQ3Proにインテリジェント制御と通信機能を提供するものであり、スマートフォンから本アプリを起動してアクチュエータの操作・設定を行います。この新アプリには、初めて、バーチャルロトルクBluetooth®設定器Pro(BTST)やバルブセットアップウィザード等のスマート機能が搭載されました。これによって、試運転調整が簡素化され、アプリからIQ3Proアクチュエータのデータを抽出して、ロトルクInsight2に転送したり、ロトルクiAM(クラウドベース・インテリジェントアセットマネジメント)システムに送信することが可能となりました。
