CK Centronik 制御システム
CK Centronik(セントロニック)制御モジュール
CK標準アクチュエータの全機能を網羅したアクチュエータであり、一体型スタータや制御装置を搭載しています。
CKc - Centronik搭載短時間使用アクチュエータ
CKrc - Centronik搭載モジュレーティング用アクチュエータ
CK標準またはCKRにCentronikモジュールを追加することにより、インテリジェントな一体型制御装置となり、現場のあらゆる制御システムとの統合が可能です。これによって、ハードワイヤード、フィールドバスまたはアナログ制御及び表示が可能となり、集中制御システムによるコスト効率の高い計装を実現します。Centronikアクチュエータは、主電源があれば、現場制御スイッチを使用して、バルブメーカーやシステムインテグレータによる試験が可能であるため、他に結線やモータ制御ギアを用意する必要がありません。
開閉スイッチや、ロトルク設定器の赤外線通信またはBluetooth通信(オプション)を利用して、カバーを取り外すことなく設定を行うことが可能です。なお、設定には、パスワードの入力が必要となります。Centronikの画面には、開度の他に作動状況やアラームが表示され、また、設定画面もメニュー選択式のシンプルなものです。Centronikはデータロガーを搭載しており、アクチュエータの始動回数、状態、イベントなどを画面に表示することが可能です。
一体型制御装置
「一体型制御装置」とは、モータ開閉器や電子装置を内蔵したアクチュエータのことを言い、外部電源と現場コマンドのみで作動させることが可能です。
一体型制御装置は、DCSや現場制御システムから完全に切り離して設定することができるため、現場の中断時間内に取り付けや試運転調整を完了することが可能です。
アクチュエータの表示
CKcアクチュエータはバックライト付きディスプレイを搭載しており、直射日光や悪天候時でもアクチュエータの位置と動作状況を鮮明に表示します。本ディスプレイは、位置、トルク、アラームの状態、通信状況を表示する複数色のLEDを搭載しています。また、本ディスプレイの両サイドにLEDが搭載されているため、様々な視野角からアクチュエータの動作状況を確認することができます。
相順補正機能
セントロニックの3相電源は、相順の接続が不正確であった場合に、自動補正する機能を内蔵しています。本機能は、アクチュエータの損傷防止、スムーズな試運転調整、そして動作命令どおりの方向に作動させるために必要不可欠な機能です。
Insight2ソフトウェア
Ckcアクチュエータは、アクチュエータ側のBluetooth®が「有効」になっていれば、Bluetooth®無線通信により、アクチュエータの構成、設定、データロガーファイルを抽出してロトルクBluetooth®設定器に転送することができます。このファイルはさらに、PC専用ソフト「Insight2」を起動したPCに転送して、状態解析やアセットマネジメントに活用することができます。または、Bluetooth®対応のPCでInsight 2を起動し、現場のアクチュエータに直接接続することもできます。
ネットワーク接続
Ckcレンジアクチュエータは、Rotorkパックスキャン™、プロフィバス®、ファンデーションフィールドバス®、モドバス®、ハート®等、ほとんどの産業標準フィールドバスシステムに対応しています。
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02/10/2020
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29/06/2020
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