ロトルクがFDNYと連携し、ニューヨーク市の安全維持に貢献
ニューヨーク市消防局(FDNY)の海上消防課の消防艇では、同市の安全維持のために、ロトルクのIQレンジ90°回転用電動アクチュエータ(IQT)を使用してしています。
IQTは、「Firefighter 2」「Firefighter 343」という2隻の消防艇で使用されており、デッキの消防用散水ノズルに供給する水の流量を制御するという重要な役割を担っているため、緊急時には必要不可欠です。
ニューヨークは世界で最もにぎやかな港町の1つであり、その沿岸地域は560マイルにも及びます。ニューヨーク市消防局(FDNY)は、長年、消防艇により、陸・海上の消防関連事案に対処してきました。これら2隻の消防艇は、当局が所有する中で最大の消防艇です。
消防艇が川から水を汲み上げ、アクチュエータが川から(消防用散水)ノズルまでの水の流量を制御しますので、消防艇は緊急時でも水を無制限に入手することができるのです。散水ノズルに供給する水の流量を常時管理することは非常に重要なのです。
IQTアクチュエータは、既設の電動アクチュエータが水の侵入により故障したため、その後継ユニットとして設置されました。長寿命且つ正確であることから、ロトルクのアクチュエータが選定されました。IQアクチュエータは防水仕様であり、IP66/68(水深7mに72時間)のダブルシール構造を採用しています。
IQTアクチュエータは毎時1200回までの始動が可能であるため、緊急時のデューティサイクルが過酷な消防アプリケーションに最適です。
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