ロトルクがインテリジェントアクチュエータの設置によりガトウィック燃料ファームをアップグレード
ロトルクは、Pakscan™制御ネットワークに接続されたIQ3インテリジェントアクチュエータを提供し、ガトウィックの主要燃料ファームの更新と近代化を支援しました。
GASHCoは、ガトウィック空港の主要燃料タンクファームの1つであり、30有余年に渡ってロトルク製品を使用してきました。同現場に設置されたこれらアクチュエータは、ガトウィック空港内の給油栓に使用されています。ロトルクのサイトサービスチームが陳腐化調査を行い、現場の古い設備を特定しました。
ガトウィックは、陳腐化したアクチュエータの場合、異常や故障が発生した場合に、必要な予備部品が入手できないことを認識しました。ガトウィックは、突発的中断のリスクがあるため、24台のアクチュエータをアップグレードし、メンテナンス契約にこれらを追加することを決定しました。
ロトルクのサービスエンジニアが高い基準に従って取付作業を実施したことにより、GASHCoに安心を提供することができました。
IQ3アクチュエータへのアップグレードにより、アップタイム(稼働時間)が最大化され、信頼性が向上する一方で、運用費用を削減することが可能となります。既存のIQMk1とAレンジアクチュエータは、稼働中は信頼性を維持してことから、ロトルク製品の効率と一貫性が証明されました。そのため、ロトルクの新型製品にアップグレードすることが容易に決定されました。
設置したIQ3アクチュエータは、内蔵するデータロガーからの性能データの取得、正確な開度表示、トルク検出機能を備えており、一体型制御装置を標準搭載しています。IQ3は生涯コストが低く、信頼性・可用性が高いため、稼働の中断リスクを低減することが可能です。
制御システムとして、オーダーメイドのパックスキャンシステムが選択されました。パックスキャンは、単純な1本のツイストペアケーブルで、最大240台のバルブアクチュエータの遠隔操作が可能であるため、重いハードワイヤード多芯ケーブルは不要です。
ガトウィックは、現在ではアップグレードが完了しており、今回のアップグレードが中断時間の削減を支援し、在庫部品も十分に確保できるでしょう。
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