ロトルクがライフタイムマネジメントサービスをリリース

05/08/2020


ロトルクがライフタイムマネジメントサービスをリリース

新たなライフタイムマネジメントサービス(一生涯の管理サービス)により、ロトルクサイトサービス(RSS)の稼働様式が変わり、お客様のアプリケーションの重要度に応じた最も適切な対応をより重視するようになりました。

新たな4段階のアプローチは、お客様独自のニーズを見極め、適切なサポートを提供するのに最適です。なお、4段階のアプローチとは、状態チェック、計画保守、充実保証、予測保守のことを言います。

状態チェックとは、設計、仕様、使用方法に照らし合わせて、アクチュエータ資産の状態を評価することです。この状態チェックを通して、弊社は、お客様が資産の現状を把握できるようにサポートを行い、今後に向けた適切な保守計画を提案することができるのです。

計画保守とは、カバーを取り外しての徹底的な製品検査及び事前の修理管理等のことを言います。また、計画保守では、データロガーや設定を評価したり、必要に応じてOリングや電池を交換したり、機能テスト(手動、遠隔、現場)を行います。加えて、以前の保守計画にもありましたが、予備部品の提供も行います。

充実保証とは、延長保証や状態に応じた監視のことを言います。また、年に2回以上の状態チェックや、データロガーに保存された動作履歴の見直しも行います。

そして、最終アプローチの予測保守では、先述のアプローチの内容に加えて、問題が明るみに出る前にその問題を特定します。また、予測保守では、機械学習によってデータロガーの記録を比較し、故障が発生する前に発生パターンを特定します。もし、作動中のアクチュエータにこのようなパターンが見られた場合、お客様と連携を取り、積極的に不具合の緩和計画を実行します。

ロトルクのサービス&アフターマーケットのプロダクトマネージャーであるDave Godfreyは次のようにコメントしています。「ライフタイムマネジメントサービスは、プロセスのアップタイムとお客様資産の実用性を最大化することに注力しています。様々なレベルのサポートを提供していますので、それらを組み合わせて、お客様の個々の現場に最適な、本当の意味での専用サポートを設計することができます。ロトルクがお客様の資産管理に関与することにより、お客様に、機器を設置してからの経過年数に合わせた製品サポートやサービスを提供することができるのです。」

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