ブラジルの水処理設備のバージョンアップでロトルクIQ3アクチュエータを採用
ブラジル南東部に位置するブルマジーニョのリオマンソ水処理施設にて、プラントのバージョンアップを実施しました。 今回のバージョンアップでは、フィルタープラントを新設したり、既存プラントの経年劣化したアクチュエータを交換しただけに留まらず、Profibusデジタル制御ネットワークも導入致しました。
水処理プラントのバージョンアップ及び拡張作業の過程で、Profibus DP対応のロトルクIQマルチターン電動アクチュエータ(非貫通インテリジェント型)を設置致しました。設置した136台のうちの大半は、新旧フィルターの出入り口と逆洗機能を制御する目的で設置し、残りのアクチュエータは、汚泥回収装置、汚泥濃縮装置、及び未処理の汚水を汲み上げる二次回収装置に設置致しました。
今回のバージョンアップは、最初のP3 (Public Private Partnership:官民共同)プロジェクトであり、水供給・下水処理・固形廃棄物処理を専門とするCOPASA社が実施致しました。
ロトルクブラジルは、COPASA社や、元請業者であるOdebrecht社、及びブラジル国内外のバルブメーカーと連携して交渉並びに技術的な検討を行い、その結果、Profibus DP対応のIQアクチュエータを今回のプロジェクト用アクチュエータとして選出致しました。
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