ロトルクCKバルブアクチュエータのモジュラー構造が高度なソリューションを提供

20/04/2017


ロトルクCKバルブアクチュエータのモジュラー構造が高度なソリューションを提供

革新的な設計のロトルクCKレンジモジュラー型電動バルブアクチュエータは、電力及び水道産業の多種多様な用途に対応しています。

CKアクチュエータは、他のロトルク製品と同様、信頼性と安全性を念頭に設計されており、ロトルクのフロー制御技術の向上に大いに貢献してきました。

モジュラー型の設計であるため、融通が利きやすく設定も容易で、短い所要時間でお客様の仕様に合った在庫を選出し、提供することができます。


また、CKアクチュエータは、発電所や水処理施設で見られるような形式及びサイズのバルブを操作し易いトルクレンジとなっています。二次減速機と組み合わせることで、CKレンジマルチターンの最大出力トルクは10,800 Nm (8,000 lbf.ft)、パートターンの最大出力トルクは、205,600 Nm (151,600 lbf.ft)となります。直動パートターンのCKアクチュエータもご用意しております。


柔軟性に富んだモジュラー構造のCKレンジには、様々なオプションと特長がございます。

外付けのモータ制御装置を必要とする標準仕様のアクチュエータから、一体型の最先端・高機能デジタル制御ユニットを搭載したCentronikバージョンまでご用意しております。

Centronikモジュールは、最大で100メートル離れた地点からでも取り付けることができ、人が接近困難な地点のバルブを現場で操作、設定及びコミッショニングすることができます。


CKレンジのバルブの開度表示は、バージョンに関わらず、全てデジタル表示です。また、共通の特長として、1)オイルバス充填により長寿命、2)取り付け方向の選択が可能、3)モータの駆動軸から独立したハンドル機構であるため操作が安全、4)ダブルシール構造によりIP68相当の密封性を実現、以上4点が挙げられます。


トルク及び位置検出部が独立しているため、バルブの保護性能が高く、また、プラグ&ソケット接続により、コミッショニングやメンテナンスを高速かつ効率的に実施することができます。また、全サイズとも着脱式のスラスト(又はノンスラスト)ベースを採用しており、バルブの開度に影響を与えることなくアクチュエータの取り外しが可能です。

Centronikデジタル制御ユニットは、診断情報やアセットマネジメントのデータロギングを行い、コストパフォーマンスに優れた集中制御システムや分散制御システムと一体化して、高度な制御を実現致します。また、ロトルクPakscan、Profibus、Modbus、DeviceNet、HART等のハードワイヤード・アナログ(又はデジタル)制御プロトコルにも対応しています。


CKレンジのコミッショニング及び設定は、アクチュエータのセレクタスイッチや携帯サイズのロトルク設定器を使って、速やか且つ安全に行うことができます。ロトルク設定器は、オプション対応となりますが、赤外線またはBluetooth®無線通信を利用して、同様にコミッショニング及び設定を行うことができます。

アクチュエータの表示ウィンドウでは、バルブの開度や、ステータス及びアラームの状態を確認することができ、また、メニュー選択式でユーザーに分かりやすい設定画面もここに表示されます。


ロトルクは、世界各地の営業所と代理店をネットワークで結んでおり、CKアクチュエータの販売・サービス・サポートに関しては、最寄りの拠点が担当致します。

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