炭層ガスアプリケーションでの優れた実績がCVA選定に一役買う


炭層ガスアプリケーションでの優れた実績がCVA選定に一役買う

ロトルクのCVAフェイルセーフアクチュエータは、オーストラリアの炭鉱業において重要な制御アプリケーションに使用されています。

 

Salcan Process Technology社は炭鉱のガス抜き用途で使用するウェルヘッドのスキッドの製造を行っています。遠隔地に設置されたスキッドはSalcan社の制御システムや遠隔測定システムと組み合わせて使用され、採掘作業開始前に、地下の炭層からメタンやその他の可燃性ガスを抽出できるようになっています。

Salcan社の取締役であるVincent Cantwell氏は次のように説明しています。「ロトルクのアクチュエータを取り付けた調整弁により、炭層の背圧を維持しながらガスの流量を制御することができます。電動ポジショナ一式に内蔵されているBluetooth機能により、バルブ周辺の危険区域に立ち入って診断や設定を行う必要がなくなりました。」

「運転中は、層を保護するため、炭層の背圧は制御した通りに削減されますので、最大量のガスを抽出することができます。炭層にとって、これは、地下爆発のリスクを減らす上で非常に重要ですし、ガスの生産者にとっては生産量を最大化する上で非常に重要です。」

 

クイーンズランドの辺境地にある液化天然ガスプロジェクトの現場にて、同様の用途で数千台のCVAアクチュエータが使用されていることが、Salcan社がCVAアクチュエータの使用を決定する鍵となったのでしょう。

CVAアクチュエータは、フェイルセーフ動作を設定することができ、連続かつ繰返し性の高いモジュレーティング制御を実現します。分解能、再現性及びヒステリシスの性能はフルスケールの0.1%以下であり、最も過酷な調整弁のアプリケーションに安定性をもたらします。その一方で電力消費が少ないため、ソーラーパネル等の再生可能エネルギーにより動作させることも可能です。

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Salcan Process Technologyの承諾のもと写真を複製しています。