アンゴラにおける最新のFPSOの立ち上げに関して、ロトルクに感謝状が届く

07/07/2014


アンゴラにおける最新のFPSOの立ち上げに関して、ロトルクに感謝状が届く

アンゴラのブロック17海上油田で最近行われた船舶CLOV FPSO(浮体式生産貯蔵積出設備)の立ち上げに関して、韓国のトップエンジニアリング会社であるDSME社からロトルクに感謝状が届きました。

 

DSME社がTotal E & P Angola社に代わってCLOV FPSOの設計と組み立てを担当しましたが、なるべくプロジェクト関連の作業を現地で行おうとするTotal社の取り組みもあり、作業の大部分はアンゴラで行われました。ロトルクフルードシステムズは、2011年以降、同プロジェクトに、過酷条件用空気式バルブアクチュエータCP及びGPを400台以上提供しました。ロトルクは、契約期間中に実施した作業の出来映えが素晴らしかったこと及び予定どおりの船舶の立ち上げに貢献したことにより、感謝状を頂きました。

 

CLOV FPSOには全体で34の海中油井が縛り付けられていますが、このFPSOは1日に160,000バレルもの石油を加工することができ、また、約200万バレルの貯蔵能力を誇ります。

通常の運転条件でのガスフレアをなくしたり、タービンの排気口から熱を回収したり、排気ガスを回収することで環境への影響を制限するように設計された部分も含め、船舶の加工プラントの大部分にロトルクアクチュエータが取り付けられています。

CLOV FPSOは、アンゴラの海上石油産業における数多くの成功例のうちの1つです。

実際、ブロック15のFPSO (Kizomba A及びB)向けに同様の注文がありましたが、その後、ブロック17のPazflor FPSO向けにも500台を超える空気式アクチュエータの注文がありました。

ロトルクの空気式バルブアクチュエータと電油式バルブアクチュエータはアンゴラの陸上天然ガスパイプラインでも使用されており、海上からSoyo(アンゴラの都市)にある加工プラントまでガスを輸送しています。