Precise control at Spanish chemical processing plant
- 部門: 化学処理
- カテゴリー: 電動アクチュエータ , 制御ネットワーク
- 製品: IQ - Standard, Master Station, Pakscan
概要
スペインのCádizにある化学処理プラントに、IQ3インテリジェントアクチュエータとロトルクマスターステーション制御センターを設置しました。
概要
CEPSA社が所有する Quimica Puente Mayorgaプラントは、リニアアルキルベンゼン、パラフィン、スルホン酸、重質アルキレートの製造を行う世界最大級の製造拠点です。
チャレンジ
未処理流体の流量制御を行うゲート弁を操作したり、緊急遮断(ESD)動作を実行するには、アクチュエータが必要でした。
ソリューション
ダブルループシステムに150台を超えるアクチュエータを設置し、このシステムとパックスキャン制御ネットワークがマスターステーションに繋がっています。現場のオペレータが緊急時にバルブを開閉できるようにアクセスポイントを追加する必要があり、このために、オーダーメイドのキャビネットを設計し、ロトルクマスターステーションと一緒に設置しました。
詳細情報
お客様側のメリット
高価な多芯ケーブルではなく、シングルツイストペアケーブルを使用することにより、配線費用の削減に成功しました。
パックスキャンを利用することで、短時間で製品の試運転調整が可能なため、プラントの生産性の向上に寄与します。従って、このようなネットワークシステムを利用することは、コスト効率の良いソリューションだったのです。
1つの制御キャビネットが、20kmループ内の240台を超えるフィールド機器のアクセスポイントとして機能するため、スペースの問題を回避することができます。
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