CVAアクチュエータが鉱物分級プロセスで精密制御を実行

  • 部門: 商用車&鉄道
  • カテゴリー: 電動アクチュエータ 
  • 製品: CVQ

概要

過酷な使用条件の鉱物処理機の重要なフロー制御に使用するアクチュエータとして、ロトルクのCVA電動バルブアクチュエータが指定されました。


概要

ミネラルエンジニアリングプロセス(MEP)社のTBS Hydrosizer(TBSハイドロサイザー)という製品は世界中の鉱業及び鉱物処理産業で使用されており、鉱物の分離や、不純物の除去、さらには基本的に5mm未満の大きさに加工したりしています。


チャレンジ

TBSハイドロサイザーのプロセスでは上向きの水流を利用して、干渉沈降する粒子の分級システムを構築しており、同システムでは、狭いサイズ幅の鉱物を「シーソー」状態に」保ち、サイズに合わせて処理することができます。そのため、上向きの水流の流量が一定でなければなりません。


ソリューション

物質の流量は、ハイドロサイザータンク内の静水密度プローブからの4-20mA信号(この信号がCVAアクチュエータの動作を制御しています)によって、一定に保たれています。CVAがバルブの位置調整を行い、適宜、物質を排出できるようにしています。


詳細情報

CVAアクチュエータは高水レベルの分解能と繰り返し性を備えており、高速応答や正確な位置制御が可能であるため、同アクチュエータを使用することでプロセスの効率が向上します。また、スーパーキャパシタを内蔵しているためフェイルセーフ動作が可能であり、主電源や制御信号の喪失時にはバルブを閉じますので、破損や不純物の侵入を防止することが可能です。

CVAの頑強且つ防水仕様(IP68、ダブルシール構造)筐体は、工業及び鉱物産業にありがちな過酷で、外界に晒される環境にも耐えられるように設計されています。

 

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