世界初の7方制御弁にロトルクのインテリジェントアクチュエータを設置

01/08/2016


世界初の7方制御弁にロトルクのインテリジェントアクチュエータを設置

ロトルクジャパンは、世界初と言われる7方制御弁の自動制御を目的として、IQ3インテリジェントバルブアクチュエータを提供致しました。

このバルブは、アスカ工業株式会社が日本で製造したもので、高圧下でもポリマー等の化学物質の流れを制御し、下流の生産プロセスにおける器具類への負荷を減らす革新的なバルブです。

アスカは、独自のラジアル設計技術を駆使して、使用流体の品質を損なう恐れのあるデッドスペース(流体が流れない部分)を排除しています。このバルブに取り付けることができるのは、高い作動トルクで、高速かつ正確にバルブを動かすことができる小型のアクチュエータです。また、制御の対象となる流体も、高粘度、高温、高圧であるため、条件が厳しく、制御はさらに困難を極めました。

しかし、ロトルクのIQ3インテリジェント型アクチュエータは、上記の条件を満たし、バルブの自動制御に成功致しました。IQ3アクチュエータには、長期に渡って築き上げてきた信頼があり、今回のような危険区域への設置実績もありました。このことが、今回、ロトルクのアクチュエータをご採用頂けた大きな要因であると考えています。また、IQアクチュエータがもつ汎用性、機能性、資産管理機能、及び安全な非貫通の通信を介して高速且つ簡単にコミッショニングすることができるといった長所も、今回のその他要因として考えています。

 

IQ3インテリジェントバルブアクチュエータに関する詳細はこちら