ロトルクのお客様サポートプログラムにより効率的にVTTV社の石油ターミナルの保守を実施
ロトルクは、世界的な独立系エネルギー貯蔵サービスプロバイダーであるVTTI B.V.社から、キプロスにある同社所有の石油貯蔵ターミナルのバルブアクチュエータ関連資産の保守に関して、“お客様サポートプログラム(CSP)”というサービスを受注し、契約を交わしました。
ターミナル中の流体の流れを制御するロトルクPakscan2線式デジタルネットワークによって、約400台のIQ3アクチュエータを制御していますが、これらのアクチュエータのサポートは、“オーダーメード”のCSP契約に基づいて実施致しました。このサポートプログラムは、リモート診断機能やリモート監視機能といったIQ3がもつ高機能性をフル活用して実施したもので、これによりプラントの中断を僅か、あるいは中断させることなく予防保守を行えるようになりました。
ロトルクのCSPでは、全アクチュエータの健康状態や動作状態を定期的に監視し、全動作及び前回のレポート以後に使用したパーツに関する全履歴を保存します。こうして得られた情報は、予定していた業務を重要性に応じて振り分けたり、突発的な業務に優先順位をつけたりする上での判断材料となります。また、解析によって、アクチュエータの有用性や信頼性の傾向を掴むことができ、KPIと比較して、それらが目標コストや過去の動作データに見合っているか判断することができます。さらに、技術サポートを提供することで、実用性及び信頼性、並びに性能の向上に貢献しています。
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