ロトルクのアクチュエータ イスタンブール地下鉄の防火安全対策に使用される


ロトルクのアクチュエータ イスタンブール地下鉄の防火安全対策に使用される

ロトルクは、イスタンブール地下鉄の、現在建設中の地下トンネルの火災安全対策用に、高温仕様のRC200スコッチヨーク空気式アクチュエータを受注しました。

900Kmにも及ぶ新路線を2023年までに完成させなければならない等、イスタンブール(トルコ)の地下鉄のシステムは、大々的な拡大工事に直面しており、新路線のトンネルには、最大2メートル四方の換気用ダンパーが取り付けられています。厳しい安全基準を満たすため、これらのダンパーの操作に用いるアクチュエータは、火災時には、素早くバルブを閉じ、空気の流れを断ち切ることができる物でなくてはなりません。

ロトルクのRC200空気式アクチュエータには、小型、高速運転、長期信頼性といった特長があり、また、必要とされるメンテナンスも最低限で済むことから、今回のアプリケーション向けの機器として選定されました。さらに、アクチュエータは、今回のアプリケーションで要求される高い安全水準を満たす必要があり、そのために厳しい温度試験やサイクルテストを通過しなければなりませんでした。試験では、たった20秒でアクチュエータを-5ºC~+250ºCまで熱し、その後、最低1時間、最高温度で動作させ、エアの漏れがないことを確認しました。

問題なく動作試験を完了し、トルコのダンパーメーカーであるElektroteknik Klima Sanayi ve Ticaret A.S社に数百台のアクチュエータを納品することができました。

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